FOR INDIVIDUALS 個人向け非常食のご提案
なぜ備蓄が必要なのか?

台風や地震に備える“もしも”の準備
日本は地震や台風、豪雨といった自然災害が多い国です。特に沖縄では毎年のように台風が接近し、交通や物流が止まるケースも少なくありません。また、全国的には地震や集中豪雨のリスクも高まっています。こうした災害時には、スーパーやコンビニの品薄状態が長引く可能性もあります。いざというときに困らないためにも、日頃からの備蓄が重要です。

被災直後の命をつなぐ
備蓄量の目安とは
災害時には、支援物資が届くまでに時間がかかることもあります。そのため、国や自治体では「最低3日分、できれば1週間分」の食料や水の備蓄を推奨しています。特に家族単位での備えが必要となる個人や家庭では、人数に応じた量を事前に確保しておくことが重要です。余裕を持った備蓄は、混乱のなかでも安心して過ごすための土台となります。
非常時にも
安心・安全を支える
非常食の特長とは?
5年〜10年保存が可能。
安心を長く保てる非常食
非常食は、災害時にすぐに使えるよう長期保存が可能な設計になっています。保存期間は商品によって異なりますが、一般的には5年、なかには10年近く持つものもあります。長く保存できることで、頻繁な入れ替えの手間が省け、備えの継続もしやすくなります。保管スペースや管理体制に合わせて、最適な保存期間の商品を選ぶことがポイントです。
誰でも食べられる安心。
幅広い対応力も魅力
最近の非常食は、アレルギー対応や離乳食、介護食といった幅広いニーズにも対応しています。特定のアレルゲンを除いた商品や、スプーンでつぶせる柔らかい食感のものなど、高齢者や小さなお子さまでも安心して食べられる工夫がされています。多様な食のニーズに応えることは、家族全員を守るための備えとして非常に重要です。
お湯も水も不要。
開けてすぐに
食べられる手軽さ
多くの非常食は、調理不要でそのまま食べられるタイプが主流になっています。お湯や水が確保できない状況でも、封を開けるだけですぐに食事が可能です。食器や加熱機器が不要なため、避難生活のストレスも軽減されます。手軽であることは、非常時における大きな安心材料となります。
味も進化。
美味しさで
心も満たす非常食
「非常食=味気ない」というイメージは過去のもの。現在は、カレーや牛丼、パスタなど、普段の食事と変わらない美味しさの非常食も数多く登場しています。温めることでさらに美味しくなる商品もあり、災害時の心の支えにもなります。美味しさは、安心感とともに“食べたい”と思える備蓄につながります。
もし1週間、
食料供給が滞ったら?
家庭で起こりうる現実
【1日目】
まだ大丈夫?と思っている間に
ニュースで「物流が止まった」と知っても、昨日の買い物で食材はあるし、今日の食事には困らない。そんな油断から始まります。しかし近所のスーパーでは、水やレトルト食品などがすでに品薄。多くの人が慌てて買いだめに走り、必要なものが手に入らなくなる事態も。初動の遅れが、備えの差となって表れます。
【2~3日目】
家庭内に食料不安が広がる
冷蔵庫の中の生鮮食品が底をつき始め、食事のバランスが崩れてきます。子どもが普段好んで食べていたパンや乳製品がなくなり、不機嫌になったり食べる量が減ったりすることも。飲料水の減りも早くなり、不安が現実味を帯びてきます。常温保存ができ、すぐに食べられる非常食がここで役立ちます。
【4~5日目】
体力も気力も限界に
家庭内の食料はわずかとなり、空腹感と栄養不足が家族全体に影響を及ぼします。食事が楽しみではなく“耐えるもの”になり、ストレスが増大。栄養バランスの崩れにより、体調を崩す可能性も高まります。多様なメニューの備蓄や栄養補助食品が、心身の負担を軽減してくれます。
【6~7日目】
限界が訪れる前に
テレビやSNSでは混乱する社会の様子が報じられ、店舗では長い行列ができ始めます。家の食料は残りわずか。配給を待っても十分な量は得られず、空腹と不安が続きます。こうした状況を想定し、1週間分の備蓄と計画的な消費管理が、家族の安心を支えるカギとなります。
【結論】
「備えること」は命をつなぐこと
災害時に備えるということは、食料を無駄に買い込むことではありません。必要な量を、必要なタイミングで使えるようにする“生活の仕組み”です。1週間分の食料と水、栄養バランスを考えた備蓄を今すぐ見直し、家族を守る準備をはじめましょう。未来の安心は、今の行動から生まれます。
